鳩山政権は日米同盟を堅持せよ!2010/01/04 20:48

民主党の小沢幹事長が、参院選での単独過半数獲得に意欲を示したそうな。

社民党、国民新党と連立を組んだのを間違いとまでは言わないが、政策実行の足枷になっている場面がありましたからね。

特に普天間問題では明らかに社民党の存在がマイナスでしょう。

このままゴタゴタが続けば日米同盟が揺らぎ、北朝鮮や中国が調子に乗り、アジア情勢が混沌としてきますよ。

そうなれば国防に不安が出るばかりでなく、海外の投資家が日本から資金を引き揚げることになり、株価は不安定になり、経済状態の悪化まで招いてしまう危険がありますね。

その危険を回避するために民主党としては、単独過半数獲得を宣言することで暗に連立不要論をアピールして、社民、国民新両党の動きというか福島さんや亀井さんの発言を牽制したいのでしょう。

結果はどうなるかわかりませんけど、この動き、個人的には評価します。


西本智実指揮ラトビア国立交響楽団2010/01/25 20:11

先週の金曜日、高崎の群馬音楽センターで西本智実指揮・ラトビア国立交響楽団の演奏会を聴いてきました。
曲目は、オールチャイコフスキープログラムで、「ロミオとジュリエット」、ヴァイオリンコンチェルト、交響曲第4番でした。
西本さんのファンなので、1万2千円のプラチナ席をとり、5列目で聴きました。
間近で見る西本さんの颯爽とした身のこなしと的確なタクトさばきが素敵でした。

前プロである「ロミオとジュリエット」からいきなり興奮が高まり、感激してしまいました。
この曲は西本さんがブダペスト交響楽団を振った演奏をDVDで視聴していますが、やはり生で目の前で聴く方がずっといいですね。

コンチェルトは予定されていたサーシャ・ロジェストヴェンスキーが急病で今回のツアーに不参加となり、チェコ人のパベル・シュポルツルがソリストでした。
代役というにはあまりにも失礼なほどの逸材で、本当に素晴らしい演奏でした。
どのように素晴らしいかというのは、筆舌に尽くし難いです。
あ、すみません、単に私の語彙がないだけです。
イメージ的には、アジア人や元西欧圏の人では聴かせてくれないだろうなあというエスプリと情感のこもった演奏でした。

ラトビア国立交響楽団というのは、団員の多くがギドン・クレーメルやミッシャ・マイスキーなどを輩出したエミルス・
ダルツィンス音楽学校で学んだそうで、統一感のとれた演奏技術でよく統率がとれており、統一感のある表現をするオケでした。
で。交響曲第4番は、まったく予習をせずに聴いたのですが、作品の素晴らしさと、西本さんの解釈とそれに応えるオケの演奏の素晴らしさで、まったく飽きることなく、最初から最後まで十分に堪能することができました。

時間の都合なのか、アンコールがなかったのが残念でした。
西本さんのブログを見ると、秋田の演奏会でアンコールがあったようなのですが・・・

ああ、それにしても、素晴らしい演奏会でした。
こんな地方にも来てくださった西本さんと団員の皆さん、そしてシュポルツルさんに感謝です。