「ビロード」(マンドリン&チェンバロナイト#10)2010/02/08 19:42

マンドリンの石渕聡さんとチェンバロの広沢麻美さんのデュオ
による演奏会に行って来ました。

石渕さんは、
TMO(母校のマンドリン部をこう呼んでいます)の先輩です。

会場となった自由学園明日館講堂は、
こじんまりとしてとても風情があり、
アットホームな演奏会の演出に貢献していました。

会場に入り着席すると、
セッティングされている譜面台やチェンバロが目に入ってきました。
まず人目を引くのが、チェンバロに描かれている絵柄でした。

そして、譜面台にのっているスケッチブック。
これはTMOでもよく譜面を貼るのにつかっているものと同じもので、
なんとなく嬉しい気持ちになりました。

簡単なあいさつがあり、オープニングの曲が演奏されました。
これは、The Roseという曲で、何かの映画で流れていたものです。
いきなりこの曲を聴きながら泣けてきてしまいました。

以下、どの曲も雰囲気のある素敵な曲でしたが、
特に印象に残ったのは、オープニングの次に演奏した、GYUDON。
曲自体もよかったし、チェンバロの用い方に工夫がされていてよかったです。
技術的なことで言うと、いくつかの曲で使われていたのですが、
ボトルネックを用いてエレキギターのチョーキングを模した奏法が素晴らしかったですね。
それからなんと言ってもアンコールの、ハンガリー民謡の「草原」。
こんなふうにこの曲を聴かせてくれる人って、他にいません。

で、感想を一言でまとめると、温かい気持ちになって帰ってきたということでしょうか。

石渕さんとチェンバロの広沢さん、性格的に好対照なお2人ですが、
音楽の方向性がマッチしていて、とてもいいコンビだと感じました。
ステージでのお2人のやりとりも好感がもてました。

また次の機会を楽しみにしています。
また、お2人の今後のご活躍を期待しています。

コメント

_ 石渕 ― 2010/02/10 00:35

宮本君、本当にありがとうございました!!スケッチブックももちろんTMOから受け継いでいる私なりのこだわりなんです。なかなか現TMOには具体的に協力ができないですが、こんな形でもマンドリンを続けていると、どこかで皆様とつながっているつもりになって僕もがんばれるのです。やはり、10代に出会った衝撃的な帰属感はとても長く続くものなのですね。

間もなく行なわれる現役生のフェスティバルに対する宮本君や他のOBの方のアドバイスはいちいち納得して読ませていただいてます。すばらしいです!!

これからもいろいろおつきあい下さいね!

_ YASUHIKO ― 2010/02/11 00:30

石渕さん、コメントありがとうございました。
それぞれ離れたところで違うことをしていますが、皆同じような思いを持っているのですね。
とても嬉しく思います。
これからもよろしくお願いします。

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