福岡3児死亡事故2009/05/16 13:16

福岡3児死亡事故の昨日の高裁判決について、賛否両論あるようです。

専門家でも有識者でもない立場から言わせていただきますと・・・


正直なところ、福岡地裁の1審判決は、刑が軽すぎると思いました。
本件は、交通事故となっていますが、私の中では「事件」と考えています。

全国的に、飲酒による重大な事故が絶えない状況で、
全国民納得の上で飲酒運転に対する厳罰化が実現しました。
そのような中で、1審判決はあまりにもお粗末だというのが、
世論であるし、私個人もそう思います。

ですから、今回の高裁判決で「危険運転致死傷罪」が適用され、
懲役20年の判決というのは、評価できると思います。

「殺人でもこんなに重くない」などと言ってる識者がいるそうですが、
酒に酔った状態で時速100キロで12秒間わき見をするというのは、
殺人に匹敵する行為ですよ。
まして3名もの幼い命を奪ったわけですから、
秋葉原の無差別殺人と何が違うのか?と思ってしまいます。

だいいち、この被告は、1審判決に対して量刑が重過ぎるといって、
控訴しているように、十分な反省が見られるとは言い難いわけです。

そのような中では、高裁判決を支持するし、
飲酒運転には厳しい姿勢で臨んでいかなければなりません。

このような痛ましい事故が無くなる事を祈ります。

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